アメリカ大統領選でトランプの当選が確実となった12月6日の夕方、毎日新聞で『孤高に生きた登山家 岡野金次郎評伝』の記事が配信されました。
紙面情報
●文化面全国版(文化・芸能ニュースの「トピックス」のコーナー)に掲載
●掲載日:2024年12月6日夕刊。夕刊がない地域は翌日の朝刊に掲載(地域によっては数日遅れのことも)

見出し
「歴史に埋もれた功績 岡野金次郎 趣味の登山開拓、信念の人 ノンフィクション作家・鈴木遥さんらが評伝」
https://mainichi.jp/articles/20241106/dde/014/040/006000c
※web版は有料
著者取材をもとにした書評記事です。
取材場所の大阪・天保山は、岡野金次郎が50代の時に九州から樺太まで全国の山々をめぐった長旅のスタート地点です。
岡野金次郎の山の実績として一般に知られているのは、日本人登山者として初めて槍ヶ岳に登頂したという冒険登山です。しかし彼は、趣味登山の概念がまだ日本にない時代から、難易度も記録も問わず好きに全国の山々を巡る登山スタイルの先駆者でもありました。
全国紙の文化面全国版で、文芸担当の山好き記者がすでに本を読み込んだ状態で、新たな岡野金次郎像を全国に向けて発信するこれ以上ない機会だと考え、私も入念に準備して取材に臨みました。
記事のタイトルに「趣味の登山開拓 信念の人」とあるように、この記事はこれまでほとんど知られていなかった岡野金次郎の登山家像を紹介した貴重な内容となっています。