毎日新聞の神奈川版に本の紹介記事が掲載されました(2024年11月)

『孤高に生きた登山家 岡野金次郎評伝』の記事が11月7日の「毎日新聞」文化面全国版に掲載されたのに続いて、25日には地域面神奈川版に2本目の記事が掲載されました。

見出し
「登山家、岡野金次郎に光 平塚市民講座きっかけに研究 6年がかりで評伝刊行 埋もれた歴史復活に奮闘」
https://mainichi.jp/articles/20241125/ddl/k14/040/028000c
※web版は有料

前回の文化面の記事では全国の読者に向けて「岡野金次郎の登山家像」をメインに紹介していただいたので、今回の地域面では神奈川(関東)の読者向けに、地域性のある話がメインになっています。

特に横浜の話に多くの字数が割かれています。

「日本の近代登山発祥の地」といえば六甲山(神戸)が知られていますが、発祥(3人の外国人が山に登った)の神戸に対して、日本の近代登山文化が開花したのは横浜です(文化としての始まりの地)。

明治30年代の旧横浜居留地界隈を舞台に、岡野金次郎や小島烏水、ウォルター・ウェストンら、山好きな日本人と西洋人たちが出会い交流を開始したことで、近代登山の文化が生まれ、日本人に趣味登山が普及していきました。

これまで横浜はそういった視点では語られてこなかったので、大々的に発信したのは恐らくこれが初めてだと思います。記者や登山史に詳しい関係者とも話し合って、定義付けと裏付けもしっかりした上で記事にしてもらいました。

この記事は神奈川版で掲載されたあと、関東の他の地域でも随時掲載されていくそうです(12月時点での情報)。


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